【良くも悪くも期待はずれ!】フランスの衣食住【食】まとめ

【良くも悪くも期待はずれ!】フランスの衣食住【食】まとめ
フランス人ファミリーから食事に誘われました。どんな感じなのか、どんな流れで進むのか、ずっと緊張や心配をしていたくないので、心がまえや参加するときに覚えておくと良いことがあったら知りたいです。

こういった要望に応えます。

💪本記事の内容

  • フランスの食のリアル①:ほっぺにキス【ビズ】のご挨拶で始まる!
  • フランスの食のリアル②:【全てが長すぎる】始まらない食事、終わらない食事
  • フランスの食のリアル③:【パンくず】がやばい!
  • フランスの食のリアル④:サヨナラを言っても【全然帰れない】!

衣食住シリーズ!次は、食です。

先日、フランスの【電気・ガス・水道・インターネット】の厳しい現実を【フランス在住主婦がリアルを暴露】フランスの衣食住【住】という記事にまとめました。

今回は、何も知らずに行くと途方に暮れる、フランス式のながぁ〜い食事の心得をまとめました。

フランスの食のリアル①:ほっぺにキス【ビズ】のご挨拶で始まる!

【良くも悪くも期待はずれ!】フランスの衣食住【食】まとめ

慣れない人には大変ですが、フランスのご挨拶は、ほっぺにチュッチュ!です。

しかも 1人ずつにしていくので、挨拶だけでそうとうな時間がかかります。

キスとはいっても、実際のところは「頬と頬をタッチさせつつ、チュ!と音だけを出す」もの。

おじいちゃん・おばあちゃんは思いっきり「ぶちゅぅう〜!」の時もありますが、郷に入っては郷に従えですので、たのしんだもの勝ちです。

💪回数は?!【答え】人による

ビズは、人によって回数がちがいます。

片方のほっぺ1回だけの人もいれば、左・右・左・右と4回の人もいます

土地によってちがうと言われているので、相手に任せてしまいましょう。

ぶつかりそうになっても大丈夫。

フランス人ですらぶつかりそうになったり、回数が合わずに「あはは〜」となっているからです。

アジア人=異文化人ということで、気を使ってビズをしてこないフランス人もいるので、気楽でOK。

フランスの食のリアル②:【全てが長すぎる】始まらない食事、終わらない食事

【良くも悪くも期待はずれ!】フランスの衣食住【食】まとめ

ウ〜ンザリするほど食事に時間をかけるのがフランス。

お昼でも、夕方でも、レストランでも、家へのお呼ばれでも、ぐったりするほど長いです。

💪食前だけど、食べ過ぎ注意!?

お食事が始まる前に、アペリティフがあります。なにかをつまみながらお酒を飲みつつ、おしゃべりに花を咲かせる時間。

場所は、レストランに行く前にバー、ホームパーティーではその家のサロンや庭など。

🌞お昼のお呼ばれでは、11時半頃から始まり、1時過ぎまで。

🌜夕方は6時半くらいから始まり、8時過ぎまで。

💪まだまだ続く!眠気に注意!

アペリティフで2時間程度すごしたら、ようやくレストランに向かったり、食卓につきます。

🌞2時近くになってランチがスタート、デザートを食べ終わるのが4時くらい。

🌜8時半、9時近くになってディナーがスタート、デザートを食べ終わるのが12時くらい。

この記事を書いているだけで、うんざりしています。

ちなみに、子供連れの人はフランス式システムに振り回されないように、パジャマや子供用のご飯、おもちゃを持っていくと安心です。

レストランでのディナーなら、ベビーシッターさんに預けるのがベスト!

フランスの食のリアル③:【パンくず】がやばい!

【良くも悪くも期待はずれ!】フランスの衣食住【食】まとめ

家だけでなく、車のなかもパンくずが飛び散っています

💪なんでこんなに散らかるのか? 答え:散らかさずに取り分ける方法がない

パンはごはんのようにキレイに一口サイズにできません。

だいたいみんな「手でちぎる」と「ナイフで切る」方法ですが、どちらもひどく散らかります

💪車内のパンくずとは?!

パン屋さんでバゲットを買うときは、袋はもらえずそのまま手渡しです。

フランス人はバゲットのはじっこが大好き。車でパン屋さんにいく際はかならず車内でかじりつくため、車のなかにもパンくずがあるというわけです。

レストランではすでに切ってあるパンがでてくるので安心ですが、きっと厨房にはパンくずが山になっているはず。

わたしはパンくずの掃除がイヤなので、我が家にご招待するときは日本食でおもてなししています。

フランスの食のリアル④:サヨナラを言っても【全然帰れない】!

【良くも悪くも期待はずれ!】フランスの衣食住【食】まとめ

「楽しかった!それでは、またね!」と帰ろうとしても、30分くらいは帰路につけません

👨「そろそろ、おいとまします。次は我が家に招待するね。」

🙋‍♂️「そうだね、バーベキューでもしよう!そういえば最近仕事の調子はどうなの?」

👨「悪くないよ、どーのこーのどーのこーの。」

という感じで、話がまったく終わらないのです。

長いアペリティフ、長いお食事……その間にじゅうぶんお話ししているのに、足りないようです。

帰りたいのに帰れない、この時点ではもう「うんざりの過剰摂取から「げっそり」します。

おすすめは、お食事に参加する前に、一緒に参加するパートナーと「帰宅時刻」についてはなしをつけておくこと。

そして、本当に帰りたい時間の30分前に「帰ります」宣言をすること

そうすれば、げっそり度も抑えられます。

ー・ー・ー・ー・ー

アリとキリギリスなら、生活スタイルはキリギリス派のフランス人。

どちらかというとアリ派なのが日本人。

付き合わされる側なので、【念には念を】をモットーに帰宅時間や持ち物をコントロールするしかありません。